10th 3月2012

OTOSHA29「メディアリテラシー」Day1の受講記録

by JIN

おとなの社会科CS担当のJINです。
OTOSHA29「メディアリテラシー」Day1の受講記録を書きます。

本稿では、受講者目線で、セミナーの受講記録を書きます。なお、一部JINの私見にわたる個所が含まれる点、ご容赦ください。

3月は「メディアリテラシー」をテーマとして、3回、セミナーを行います。同月は、デジタルハリウッド大学様のご厚意により、教室をお借りして実施します。

メディアリテラシーは、「おとなの社会科」で取り上げるのは3回目です。「考える力」を身に付けるための中核となるスキルだからです。今回は、具体的な報道に焦点を当てて、その問題点を指摘していくスタイルを取ります。

今回取り上げた例は、次の通りです。普段何気なくスルーしてしまいがちな記事ですが、いずれの記事についても、その問題点について、鋭く斬り込んで行きました。
http://goo.gl/oyLbF
http://goo.gl/LRwOz
http://goo.gl/14Pf9
http://goo.gl/KpGQW

具体的な問題点の指摘はセミナーそのものに譲るとして、Day1の主なポイントは、次の3点です。
■ネガティブなキーワードに注意する
■メディアの本質はその偏向性にある事を意識する
■自分と異なる意見に気付くことは大切

以下、具体的に書きます。

■ネガティブなキーワードに注意する

ネガティブなキーワードの例として挙がったのが、「陰謀論」です。「陰謀論」には、その言葉自体にネガティブな響きがあります。そして、日本の論者は、よくこうしたキーワードを用いて、ネガティブなニュアンスを読者に植え付けていきます。

しかし、「陰謀論」であるからといって、それが正しいか正しくないかは、実は別問題です。論者のロジックを正確に見抜くには、こうした所に注意を払っていくことが重要です。

■メディアの本質はその偏向性にある事を意識する

「メディアの本旨は、その中立性にある」と公言する報道機関は多々あります。そして、特に日本人は、大手メディアの言説を中立的と考えてしまいがちな傾向があります。

しかし、神ならぬ人が報道するものである以上、中立的な報道はあり得ません。欧米の教育機関の「メディア論」の講義で一番最初に叩き込まれる重要な事項がその事です。したがって、たとえば、米国の知識人の間で広く読まれているWall Street Journalは、共和党系である事は衆目の一致する所ですし、New York Timesは民主党系です。

この点、日本のメディアは、実際にはかなり明確な立場を持っているにも拘らず、「自分は中立報道だ」と言っている点に問題があります。

そこは、メディアの受け手としては、各メディアのクセを把握しておくことが必要です。

■自分と異なる意見に気付くことは大切

日本のビジネスの場では、雑談のレベルでも、政治や宗教等の話題に触れることをタブーとされるケースが多いです。そのため、政治的な自分の意見を表明する機会も少なく、往々にして、自分の主張と反対の見解について、その存在自体、知らないという状態になってしまいがちです。

しかし、たとえば、「おとなの社会科」等で議論してみると、意外に、自分と異なる考え方をする人がいることに気付き、驚かされます。

思考に幅を持たせていくためには、まずは、自分と異なる意見を持つ人がいることに気付くことは大切です。

(by JIN)

22nd 2月2012

OTOSHA28「復興への支援の戦略」Day3の受講記録

by JIN

おとなの社会科CS担当のJINです。
OTOSHA28「復興への支援の戦略」Day3の受講記録を書きます。

本稿では、受講者目線で、セミナーの受講記録を書きます。なお、一部JINの私見にわたる個所が含まれる点、ご容赦ください。

今年は、偶数月は、ロジカル・ファシリテーションを実践する形式でセミナーを行いました。2月はその最初の月で、「復興への支援の戦略」をテーマとして、3回、セミナーを行いました。同月は、株式会社プロジェクトプロデュース様のご厚意により、会議室をお借りして実施します。

Day3の主なポイントは、次の3点です。
■問題解決のためには、「答え」を探すのではなく、「問い」を探る
■適切なイシューを検討するには、半歩先の「問い」を探る
■復興支援のためには、ステーク・ホルダーを意識する

以下、具体的に書きます。

■問題解決のためには、「答え」を探すのではなく、「問い」を探る

何か問題解決をしようと思案し始めると、どうしても、どんな解決策があるのかに思いがいってしまいがちです。これは、学生時代に「答えのある問い」に対して答えることに馴らされ過ぎたことによるものです。

しかし、世の中で問題解決を迫られる場合には、確実な正解が存在しない場合の方が多いです。そうした状況で最初から「答え」を求めていくと、どうしても短絡的な解決策に飛びついてしまい、本質的な問題解決に至ることができなくなります。

したがって、問題解決のためには、「答え」を探す前に、「問い」をつきつめて考えていくことが非常に重要になります。

■適切なイシューを検討するには、半歩先の「問い」を探る

そして、「問い」を探っていくと、議論している人それぞれが異なるイシューを持っていることが、よくあります。そうした状態では、議論は平行線をたどり、噛み合わなくなります。その場合には、イシューを合わせていく必要があります。

このようにイシューを合わせに行く場合、「足して2で割る」ような方式では、実際には皆に腹落ちしないイシューになってしまうことが多いです。納得感のあるイシューにするには、新たな視点から「問い」を立て直してみるとことが効果的です。

とはいうものの、途方もなく全く違った視点を持ち出して来ても、意味がありません。

やはり、それまで議論されてきているイシューから少しジャンプした辺り・・・半歩先くらいのイメージの所に「問い」を立てられると、それが良いイシューであることが多いです。

■復興支援のためには、ステーク・ホルダーを意識する

復興支援に実際に携わるということは、社会的に非常に意義が大きいことだし、素晴らしいことです。しかし、復興支援も、最初は「思い」だけで突っ走って来れても、長期化してくると、時間的にも経済的にも精神的・肉体的にも限界が出て来ます。なのに、本当に実効性がある支援は、息の長い活動です。

そうした困難な状況に置かれたときに考えてみると良いのが、Day1・Day2で検討した事柄です。つまり、まずは、10~20年先のあるべき状態を「大きな絵」で描きます。そこから逆算して、サブイシューを立て、自分たちがどの辺りの立ち位置にいるのかを確認します。実際に復興支援に没頭していると、どうしても目先の事ばかりに目が行きがちです。そんな中、自分の立ち位置が明確になると、息の長い活動につながっていきます。

そして、もう1つ有効なのが、Day3で検討した、様々なステーク・ホルダー(=復興支援に関わる関係者)を列挙してみる、ということです。様々な支援活動の関係者、たとえば、精神科医のボランティアの方やボランティアで住宅設計する人等を意識しておくことで、自分自身が特定の分野で支援している場合でも、他の人たちのパワーも借りて包括的な支援を考えることができるようになります。「自分だけが!」といった思い込みからも解放され、精神的に楽になります。

今月の「復興支援」の回には、実際に復興支援に携わっている方も参加してくださいました。
http://www.love-g.info/
その方々が「広い視野を持てるようになってよかった」と言ってくださったので、本当に良かったです^^

(by JIN)

15th 2月2012

OTOSHA28「復興への支援の戦略」Day2の受講記録

by JIN

おとなの社会科CS担当のJINです。
OTOSHA28「復興への支援の戦略」Day2の受講記録を書きます。

本稿では、受講者目線で、セミナーの受講記録を書きます。なお、一部JINの私見にわたる個所が含まれる点、ご容赦ください。

今年は、偶数月は、ロジカル・ファシリテーションを実践する形式でセミナーを行うことにしました。2月はその最初の月で、「復興への支援の戦略」をテーマとして、3回、セミナーを行います。同月は、株式会社プロジェクトプロデュース様のご厚意により、会議室をお借りして実施します。

Day2の主なポイントは、次の3点です。
■メイン・イシューは、ゴールイメージからつくる
■サブ・イシューには、つくり手の「思い」が入る
■1に訓練、2に訓練・・・

以下、具体的に書きます。

■メイン・イシューは、ゴールイメージからつくる

Day2は、いよいよ、復興支援に向けてのイシューづくりに入りました。

Day1では、Day2に向けて、復興支援についてサブ・イシューを考えて来るように、pacoさんから課題が出されていました。私も、自分なりに考えてみました。そして、ハタと気付いたのが、復興のゴールイメージがつかめていないと、サブ・イシューもつくりようがない、ということでした。

果たして、Day2のセミナーでも、「ゴールイメージ」をつくるところから演習が始まりました。復興のゴールイメージを考える場合には、10~20年後の先を見通してビジョンをつくることになります。やり慣れていないので、これは私には難しい課題でした。

理屈としては、あまりに具体的過ぎてもよくないし、抽象的過ぎてもよくありません。その中間の、ほど良い所に落とし所を見出すことになります。また、実際にそのメイン・イシューに向かって行動する人が、肌感覚で理解できる言葉づかいを選ぶことも重要になります。

このゴールイメージがしっかりしていないと、後で障害にぶつかった時にブレてしまいます。1つ1つの言葉づかいがとても大切になります。

■サブ・イシューには、つくり手の「思い」が入る

サブ・イシューと言えば、論理思考の世界では、すぐにMECEというキー・ワードが思い浮かびます。Mutually Exclusive and Collectively Exhaustiveの略で、「もれなく、だぶりなく」という意味です。

たしかに、それは、サブ・イシューを選び出すコツではあります。しかし、それだけでは、単なる場合分けの整理で終わってしまいます。大切なのは、その整理の先に何を見るのか、どのような目的で場合分けをするのかであり、その目的に場合分けが沿っているのかどうか、です。

そのように考えると、実は、サブ・イシューに正解はありません。つくり手の「思い」によって、様々なサブ・イシューがつくれます。

こうした点は、型通りの論理思考を教えるビジネス・スクールでは身に付かない点です。pacoさんの「おとなの社会科」だからこそ発見できる視点です。

■1に訓練、2に訓練・・・

Day1、Day2とイシュー設定力を訓練してきて、少し身について来た感じもします。

でも、まだまだなので、皆さんとご一緒に頑張ります。

(by JIN)

10th 2月2012

OTOSHA28「復興への支援の戦略」Day1の受講記録

by JIN

おとなの社会科CS担当のJINです。
OTOSHA28「復興への支援の戦略」Day1の受講記録を書きます。

本稿では、受講者目線で、セミナーの受講記録を書きます。なお、一部JINの私見にわたる個所が含まれる点、ご容赦ください。

今年は、偶数月は、ロジカル・ファシリテーションを実践する形式でセミナーを行うことにしました。2月はその最初の月で、「復興への支援の戦略」をテーマとして、3回、セミナーを行います。同月は、株式会社プロジェクトプロデュース様のご厚意により、会議室をお借りして実施します。

Day1の主なポイントは、次の3点です。
■継続的な活動にはロジカル・ファシリテーションが必要である
■リーダーシップにもロジカル・ファシリテーションが有効である
■1に訓練、2に訓練・・・

以下、具体的に書きます。

■継続的な活動にはロジカル・ファシリテーションが必要である

何か社会貢献をしてみたい!その気持ちを持つにいたった時点で、何も意識しない状態よりも、ステージが上がっています。

しかし、「思い付いたら、まずは行動!」というだけで動いてしまうと、最初は勢いで持って行けるのですが、早晩、行き詰ってしまいます。活動が長続きしないのです。

たとえば、復興支援の場合に、それは典型的に表れます。最初は、勢いがあるので、手弁当で駆け付けて支援できます。しかし、本業は別にあるわけで、自己出費だけに頼る活動では限度が生じて来ます。活動が長期化してくると、コストを賄える仕組みづくりが必要になります。そのときに、そもそも、仕組みづくりを行うかどうかを検討するにあたって、ロジカル・ファシリテーションが有効なツールになります。

ロジカル・ファシリテーションにおいては、本質にさかのぼって、問いを立て、それに対する答えを探っていきます。なので、「そもそも論」に行き着くことになり、根元に戻って合意形成を行っていくことが可能になるのです。

根元に戻って戦略的に物事を考えると、限られた時間や体力やお金を最大限に活かすことができる、という効果もあります。

■リーダーシップにもロジカル・ファシリテーションが有効である

最近のリーダーシップ論は、複数のリーダーの存在を前提にし得るとするものが多くなっています。

たとえば、指揮者のいないオルフェウス管弦楽団。27名の奏者が、指揮者なしで絶妙な演奏をします。そこには、実は、リーダーがいないのではありません。そうではなくて、曲ごと、または、曲の流れの中で、リーダーが交代しながら、曲を織りなしていくのです。
また、他にも、サーバント・リーダーシップ論。これは、部下を支援することにリーダーシップの特質を見る考え方ですが、ここでは、部下がリードの主体であり、複数のリーダーの存在が前提となっています。

このように、今のリーダーには、メンバーをリードする側に巻き込んで来ることが求められています。その際に有効なのが、ロジカル・ファシリテーションのスキルです。適切な問いを立て、答えていってもらうことで、チームの方向性を打ち出すにあたって、答えた人の意見をどんどん取り入れていくことができます。これは、まさに、リードする側に取り込んでいる事にほかなりません。

■1に訓練、2に訓練・・・

ということで、ロジカル・ファシリテーションが効果的なスキルであること自体は、割と理屈では、スッと腹に落ちます。しかし、です。実践が、これが、なかなか難しい。

Day1では、生のディスカッションのビデオ教材を使って、どこで有効なファシリテーションを行っていけば良いのか、会話の1つ1つを検証していきました。

pacoさんや優秀な受講生に指摘されれば、あとから「なるほど!」と感じるのですが、都度、自分でそれを探り当てるのは、私には、ほとんどムリでした。

ロジカル・ファシリテーションは、これから偶数月に実践していくことになりますので、少しずつスキルを磨いていかねば!と、心した次第です。

(by JIN)

01st 2月2012

OTOSHA27「絶対貧困とBOPビジネス」Day3の受講記録

by JIN

おとなの社会科CS担当のJINです。
OTOSHA27「絶対貧困とBOPビジネス」Day3の受講記録を書きます。

(さらに…)

25th 1月2012

OTOSHA27「絶対貧困とBOPビジネス」Day2の受講記録

by JIN

おとなの社会科CS担当のJINです。
OTOSHA27「絶対貧困とBOPビジネス」Day2の受講記録を書きます。

(さらに…)

19th 1月2012

OTOSHA27「絶対貧困とBOPビジネス」Day1の受講記録

by JIN

おとなの社会科CS担当のJINです。
OTOSHA27「絶対貧困とBOPビジネス」Day1の受講記録を書きます。

(さらに…)

07th 1月2012

セミナーのようすをYouTubeで!

by paco

<おとなの社会科>セミナーのようすの一部をYouTubeで配信しています。


さくっと、YouTubeサイトに飛んでください。(→Click!

07th 1月2012

otosha26「インターネットと民主主義(後半)」Day2受講レポート

by paco

おとなの社会科CS担当のJINです。
OTOSHA26「民主主義とインターネット 後半」Day2の受講記録を書きます。

(さらに…)

07th 1月2012

otosha26「インターネットと民主主義(後半)」Day1受講レポート

by paco

おとなの社会科CS担当のJINです。
OTOSHA26「民主主義とインターネット 後半」Day1の受講記録を書きます。

(さらに…)

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