06th 4月2015

OTOSHA66「太陽光パネル設置のルールづくり」

by tenpei

今回は山梨県北杜市の状況をベースにして、太陽光パネル設置のルール作りについて考えました。他の地域、他の社会問題でも同様の状況があると思うので、参考になると思います。

まず、地域にどのような人が住んでいて、賛成反対に分かれているのかを概観しました。昔からこの地域に住んでいて、土地を持っている人(以下、地主)は農地や林を所有していますが、高齢化のため土地が放置されていることが多いです。そして放置されていても固定資産税はかかるので困っている。そこに太陽光パネル設置の波がきて、放置されている土地が有効活用でき、お金を生むので太陽光パネルの設置には賛成の立場を取る人が多いです。

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27th 2月2015

OTOSHA65 「教育無償化」

by tenpei

■day1受講レポート

高等教育(大学や高等専門学校)の無償化は必要か?

day1では高等教育無償化が必要な理由について、「国際人権規約」と「国際競争力と少子化」について考えました。

1点目は「国際人権規約」について。日本は国際人権規約を批准しているから、「高等教育の無償化」は当然やらなきゃいけないことなのです。つまり、「必要か必要じゃないか?」って議論はとっくに決着がついていて、「必要だからやる」って世界に宣言しているのに、「やっていない」のが今の日本。国連から「はやくやれ!」と怒られているかっこ悪い状況なのです。

2点目は「国際競争力と少子化」について。企業は世界で戦っていくために、知的生産性の高い優秀な人材がほしい。でも少子化で大学を卒業する人の数は減っていく。これは困ったことです。このままでは今と同じレベルの人すら採用するのが難しくなる。そこで、大学を無償化して、お金がなくて大学に入れなかった人にも大学で学んでもらうことで、知的生産性の高い人材の数を確保しようということです。

では改めて今の日本の状況をみてみると、2010年に民主党政権が高校授業料を無償化しましたが、2014年に自民党が無償化に所得制限という条件を付けて改悪しました。親はお金があるからといって子供の教育費を払うとは限らないので、教育機会を平等に提供するという意味では所得制限なしに無償化する必要があるのですが…。

ということで、大学の無償化どころか高校の無償化も一歩後退している日本の状況でした。

 

 
■day2受講レポート

高等教育(大学や高等専門学校)を無償化するために考えるべきことは?

day2では「つまずかない義務教育」と「財政面」について考えました。

1点目の「つまずかない義務教育」ですが、これは勉強が面白くなくなるタイミングと関係がありそうです。例えば数学は足し算、掛け算、割り算・・・とだんだん難しくなっていく。そして、どこかがわからなくなると、次にいってもわからない、という事態になる。そして勉強が面白くなる。という構図があります。人は発達状況に個人差があり、全員が同じペースで同じものを学んでいける訳ではありません。ということは、個人の状況に合わせて適切な学びを提供していかないと、勉強嫌いの子供を量産してしまうことになります。勉強が嫌いな子供を大学にいかせても、得られる成果は最低限かもしれません。そこで、最大の学習成果を出すためには「つまずかない義務教育」を提供していくことがポイントになりそうです。

2点目は「財政面」です。大学無償化にかかる費用は10兆円。ただ、大学無償化すると60年度にはGDPが108兆円増えて、税収が21兆円増えるというデータがあります。ただ、日本ではこの分野の研究が弱い。今後は研究を促進し、議論を重ねて財政面の予測を立て、実現に向けて動いていけばよいと思います。

以上、day1~day2で高等教育の無償化について考えていきました。まだまだ考えるべき論点はありそうですが、それはこれから先に学んでいけたらと思います。

28th 11月2014

OTOSHA62「社会学:悪いことをしたら、刑務所当然でしょ?」

by tenpei

今回は「犯罪者と刑罰」について受講レポートを書いていきます。大きな論点は以下3つです。

(1)犯罪を犯す人ってどんな人?
(2)刑務所でうんと懲らしめればいいのか?
(3)死刑って問題があるのか?

 
(1)犯罪を犯す人ってどんな人?
まず「非人間的な生活を送っている人」について考えていきます。誰からも愛されない、モノとして扱われる。そんな生活をしていると、人を愛すること、愛するものを失う悲しみ、困難を乗り越える喜び、集団で生きる喜び、など、まったく感じないでしょう。すると、人のものを盗んだり、人を殺したりすることに、何の抵抗もありません。

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11th 11月2014

OTOSHA61「原発ってやっぱりダメなの?」

by tenpei

原発の問題って結局なにを考えればいいのかな?そんな疑問がクリアになるようにまとめます。

(1)原発は環境問題に貢献できるのか?
答えは「よくわからない」です。CO2削減にはそれなりに貢献できそうだけど、原子炉の起動、停止には重油を燃やしてCO2が出るし、原発の廃炉、使用済み核燃料の再処理や保存にはどれだけの年月でどれだけのCO2が出るかわからない。また、コストも長期的に見ると、どれだけかかるかわからない。

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08th 10月2014

OTOSHA60「社会学:がんばっているのに仕事に就けなくて困ったら、自分のせい?」

by tenpei

頑張ったけど、就職できなかった」という学生に対して、「単なる努力不足でしょ」「仕事ならいくらでもある」「好きなことができる訳じゃない」「とりあえず何でもいいから就職したら?」というような声があびせられる。

社会問題として「若者の就職」を捉えた場合、何を考えたらいいのか?について今回は学びました。以下、5点に分けて着目すべき論点を整理してみたいと思います。

(1)仕事の数、内定率を考える
(2)望む仕事と望まない仕事
(3)仕事内容の変化
(4)若者の能力
(5)どんな仕事に就いたらいい?

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28th 8月2014

OTOSHA59「宗教学:日本人てば、本当に無宗教なの?」

by tenpei

おとなの社会科、スタッフの天平です。今月は「宗教学:日本人てば、本当に無宗教なの?」について学びました。受講メモを振返りながら、あれこれ思ったことを書いていきます。

「日本人は無宗教なのか?」という問いには答えるとすると、私は以下のように答えます。「日本人は無宗教ではなく独特の宗教観を持っているが、それに対して無自覚である」

では、どのような宗教観を持っているのか、一年間の大きな行事を振返ってみます。

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31st 7月2014

OTOSHA58 「政治学:日本で一番えらいのはだれ?」

by tenpei

おとなの社会科、スタッフの天平です。今月は「政治学:日本で一番えらいのはだれ?」について学びました。以下、5点にわけて書いていきます。

(1)日本で一番えらいのはだれ?
(2)三権分立とは?
(3)内閣ってなに?
(4)内閣総理大臣の職務って?
(5)立憲主義の崩壊?

 

(1)日本で一番えらいのはだれ?

日本で一番えらいのは主権者である“国民”です。歴史を振り返れば、多くの権力者が国民から富を収奪し、人権を踏みにじってきました。そこで、権力者から国民の権利・自由を守ることを目的に、憲法の制限下に政府を置く“立憲主義”が確立されました。日本も当然、立憲主義に則っています。

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25th 6月2014

OTOSHA57 「宗教学:世界に神様は何人いるの?」

by tenpei

おとなの社会科、スタッフの天平です。今月は「宗教学:世界に神様は何人いるの?」について学びました。以下、特に気になった2点について書いていきます。

(1)十分な時間と知性の積み重ねの重要性
(2)これからの時代の社会をまとめる力

 
(1)十分な時間と知性の積み重ねの重要性
世界宗教と呼ばれる仏教、キリスト教、イスラム教でさえ、最初から完璧な形をとっていた訳ではない。長い歴史の中で幾多の失敗や論争を積み重ねた結果“まともさ”を手に入れることができたので、社会をまとめる器として、人々の心の支えとして、広く受け入れられるようになった。

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09th 6月2014

OTOSHA56「哲学:自由がなかったら、どうなっちゃうんだろう?」(by JIN)

by JIN

久々の投稿で、すみません。いつもながら、セミナーの内容詳細は、天平さんの解説に譲り、私は、セミナーの内容を踏まえて、自分なりの解釈を展開してみます。

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02nd 6月2014

OTOSHA56「哲学:自由がなかったら、どうなっちゃうんだろう?」

by tenpei

おとなの社会科、スタッフの天平です。今月は「哲学:自由がなかったら、どうなっちゃうんだろう?」について学びました。以下、5点にわけて書いていきます。

(1)自由ってなに?
(2)他者の迷惑をリストアップしたら自由ではなくなる?
(3)自由の侵害でカバーできるか?
(4)良心・倫理・道徳
(5)まとめ

 
(1)自由ってなに?
哲学の巨人、カントが考える自由とは「(落下運動的な)自由」と「自由意志」の2つがあります。前者は物体が地面に落ちるように、意思に基づかないもの。後者は他から束縛されずに自ら決定する意思です。

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