07th 11月2012

OTOSHA37「宗教なしの中東史」day1受講記録

by tenpei

おとなの社会科、営業担当の天平です。以下、day1の内容を私の視点でまとめていきます。

イスラム教徒の世界である中東(現在のシリア、レバノン、イスラエル、ヨルダン、イラク、サウジアラビア)は長い間、オスマン帝国が支配していました。 ただ、支配=不幸、とは限りません。異教徒でもジズヤと呼ばれる税を納めることで、市民として扱ってもらえ、宗教的自由の保障が得られました。 三大宗教のイスラム教、キリスト教、ユダヤ教は旧約聖書を聖典とし、イスラエルにあるエルサレムを聖地としています。長い間、聖地を共有し、共に暮らしてきた歴史があります。 そこではこんな話が残っています。ユダヤ教のおばさんが、隣の家のイスラム教の新妻に、夫との夜の作法を教えていたという証言があります。これはかなり親密な関係ですよね。「長い間、中東は異教徒間で憎しみ合っていた」という言説を耳にしますが、まったく違う様相ですね。 イスラム世界は、実は異教徒に対して、昔から寛容さを持っているのです。

しかし、第一次世界大戦でオスマン帝国が崩壊し、状況は大きく変わります。 オスマン帝国に変わって中東を支配するようになったイギリスは、イギリス流(帝国主義)のやり方で支配をします。 イギリス流とは、統治国を弱体化させ、イギリスに逆らわないようにさせるのです。中東地域は世界地図を見れば違和感を感じる通り、国境線が直線です。これは意図的に民族や宗派を分断し、団結できないようにする為です。更に、宗教間の対立を煽ります。なお、インドでは国王どうしを対立させました。酷いやり方をしますね、イギリスは。

このように歴史(特にターニングポイントに注目せよ!)を見ると、中東の状況がつかめてきますね。現在のような対立は、長い中東の歴史の中の、ごく一部(数十年)なのです。 中東では「イスラム世界を1つにしよう!」という意思があります。米英の影響から脱し、中東世界を1つにまとめ、幸せな世界を作ろうと考えているのです。 米国の覇権が弱体化し、世界は多極化に向かうと言われています。豊富な資源を持つ中東の情勢は、世界中に大きなインパクトを与えます。次回以降もしっかりFacts(事実)を掴んで、今後、中東がどうなっていくのかを考えていきたいと思います。

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