10th 11月2013

OTOSHA48「これからの時代の働き方って?」受講記録

by tenpei

おとなの社会科、スタッフの天平です。今月は「これからの時代の働き方」について学びました。以下、3点に分けてまとめていきます。

(1)15年前の働き方はどうだったか?

(2)15年後はどのような働き方になるか?

(3)働き方、生き方、社会のあり方、を考える。

 

(1)15年前の働き方はどうだったか?

仕事でメールは使わない。そもそも個人のメールアドレスはなかった。会社のHPもなかった。ポケベルやフロッピーディスクをまだ使っていた。パソコンは頻繁にフリーズするので信用できない。手書きが主流。パソコンは1人1台の時代がくるか?という議論をしていた。9時~17時で働くのが当然。在宅勤務など多様な働き方はなかった。

このように振返ってみると、15年で働き方は大きく変わっています。当時は「ありえない」と思われていたことも「当たり前」になっています。しかし、私達は変化をすぐに忘れてしまいがちです。未来の働き方を考える上で、過去を振り返り、大きな変化が起きることを忘れてはいけません。

 

(2)15年後はどのような働き方になるか?

ワークシフト、という書籍の中では変化の要因が5つあると書かれています。①テクノロジーの進化②グローバル化の進展③人口構成の変化と長寿化④社会の変化⑤エネルギー・環境問題の深刻化。です。では、具体的にこれらの要因によってどのような働き方がもたらされるでしょうか。

テレビ会議システムで直接人に会うことなく、“世界中”誰とでも、“24時間”いつでも、仕事ができる。意図的に時間を取らないと、家族と過ごす時間させつくれない。人とのつながりを直接持つことが激減する。という高収入ながら仕事に支配される生活。

一方、仕事をしてもまともな収入が得られない“新しい貧困層”も増えていく。彼らは劣等感と恥の意識が強まり、貧しい生活をしていることは自業自得だと考える。親が病気で失業し、子供がまともな教育を受けられずに大人になってしまっても、です。

こう見ていくと、15年後に働き方は大きく変わっている。不幸な働き方もどんどん生まれる。ことは間違いなさそうです。

 

(3)働き方、生き方、社会のあり方、を考える。

今後、働き方が多様化していくことは間違いないでしょう。その中で人々が幸せに生きるためには何を考えればいいか。それを考えていく上で、思考を広げていくことが必要ではないかと考えました。“働き方”を考える、ということは、人が豊かに生きられる“生き方”を考えることである。“生き方”を考える、ということは、それぞ実現する“社会のあり方”を考えることである。

人生の全ての時間を積極的に挑戦し続けて経済的な成功を得て、それを何よりも幸福と考える。という人は極々一部の人でしょう。殆どの人はそんなに強くありません。その中で、人々の“生き方”“社会のあり方”を考え、合意形成した上で、労働者のためのルールを決めていく必要がある。そう強く思いました。ルールの部分だけ一部の人が議論をして法制化していく日本の現状に大きな違和感を感じました。

 

最後に、エクソダス(旧約聖書にあるモーゼのエジプト脱出記)という言葉が印象的でした。都心の競争から脱出して、農村での助け合いの社会に生きる人が、ここ数年で出始めています。小さな地域内での自給自足的な生活。近年の過剰な競争社会からの脱出が選択肢として見えてきた中、これからの国家はどのような形になっていくのか、注視していく必要がありそうです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>