21st 2月2014

OTOSHA53「哲学:価値観ってどうやってつくるの?」受講記録

by tenpei

おとなの社会科、スタッフの天平です。今月は「哲学:価値観ってどうやってつくるの?」について学びました。以下3点に分けてまとめていきます。

(1)なぜ哲学が必要か?

(2)思考プロセスの違いに注目せよ

(3)リベラルの課題

※各原理の違いは「サンデルの政治哲学」の受講レポートを参考にして下さい。 http://otosha.com/?p=409

 

(1)なぜ哲学が必要か?

私達の生活に影響のある物事が決められていく時に、どのように決められていくのがよいでしょうか?宗教に基づく説明?伝統に基づく説明?カリスマの発言?多数決?原理原則に基づく説明?

誰とでも共有できる原理があって、その原理に基づいて物事が決められていけば、よさそうですね。哲学はこの普遍的な原理を追い求めているのです。

 

(2)思考プロセスの違いに注目せよ

代表的な原理は「サンデルの政治哲学」の受講レポートに書いた通り、3つあります。ここで注目すべきところは、結論は同じでも、結論に至るまでの思考プロセスが各原理で異なる、ということです。

異なる原理を持った人と合意形成を狙って議論をしていく際、この思考プロセスの違いに注目し、合意できるところを探っていくことが効果的でしょう。また、決まったことを推進していく際にも様々な違い・論争が出てくる可能性があります。その際も、どの原理に従って、どのように考えてきたのか、どこに妥結点があるのかを考えていくと良いでしょう。

 

(3)リベラルの課題

リベラルは思慮深いが、なかなか物事が決まらない。おせっかいでもある。という話が本日の貴重な学びでした。「多くの人が自由を行使できるように社会(政府)が保証すべき」というリベラルの考え方には共感できますが、合意形成のもとにこれを実現するのは非常に困難な道のりです。理想主義と言われがちなリベラルですが、合意形成の議論の手法がもっと発展すれば、理想主義と揶揄されなくなり、存在感を増すのだろうと思いました。

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