20th 3月2014

OTOSHA54「経済学:お金ってなんだっけ?」受講記録

by tenpei

おとなの社会科、スタッフの天平です。今月は「経済学:お金ってなんだっけ?お金が増えるってどういうこと?」について学びました。今回は読みやすいようにお金の歴史を書いてみましたので、以下(1)~(8)までお楽しみ下さい。

 

(1)物々交換の時代

むか~しむかし、人々は物々交換で不自由なく暮らしていました。税もお米など、現物で納めていました。支配者(王様やお殿様)は治安維持などをするかわりに、民から税を徴収していたわけですね。ここで悪巧みをする支配者が現れます。なにやらお金を流通させると良いことがあるらしいぞ。しめしめ、やってやろう!

 

(2)お金の誕生

支配者は税をお金(金貨)でとることにしました。そこで、支配者は商人(現代の銀行)にまず、お金を貸し付けます。次に、商人は民から米を受け取る代わりに、お金を渡します。そして、民はそこで得たお金で税を納めることになりました。なお、お金を使い始めた当初は、お金(金貨)の製造コストと、現物(米)の生産コストが一致していました。が、支配者の悪巧みはこの先に待っているのです。

 

(3)お金の質を下げる

今までは金貨を流通させていましたが、ある時から、金貨より製造コストの安い銅貨を使うことを決めます。金貨も銅貨も1枚は同じ価値、とするのです。すると、誰が儲けるのか?そう、支配者なんですね。安くお金を作れるけど、作ったお金の価値はかわらない。もう、ウハウハですね♪

ここで、同じ価値のものと同じ価値のものを交換する。という等価交換の原理が崩れました。お金の健全性が崩壊する最初のきっかけですね。

 

(4)更にお金の質を下げる紙幣の登場

まだ銅なら金属としての価値があるけど、次は紙切れですよ、紙切れ。更に製造コストが下がって支配者はウハウハ♪ ただ、最初の紙幣は兌換(だかん)紙幣と言って、金貨1枚と交換できる交換券みたいなものだったんです。だから安心して使えたんだけど、だんだんおかしなことが明らかになってきた。それは、市場に流通している紙幣の量と、国が金庫に入れてある金の量とが釣り合わないんじゃない?って話。

 

(5)金との交換や~めた!

そう。国は勝手に紙幣を作りまくっちゃったわけですね。そりゃ支配者はウハウハだけど、ウソはばれちゃうんですね。そこで、どうせウソだし、もう金とドルの交換はやめた!と宣言しちゃったんです。これが有名なニクソンショック。混乱はあったけど、もうお金の影響があまりにも大きくなっていたので、お金の価値がゼロになることはなく、今までどおり、ただの紙切れで普通にお買い物ができる。これは今日まで続いていますね。

 

(6)利子でも更に儲けちゃえ!

ずいぶん勝手にやってきた支配者ですが、さらに利子でも民から搾取していきます。各国にある中央銀行(ほぼ政府機関)は銀行にお金を貸し付けます。もちろん、返す時は利子をつけて返さなきゃいけません。このレートを公定歩合、と言います。さらに銀行は市民にお金を貸して、利子をつけて返してもらいます。こうやって、国民からお金を搾り上げる仕組みは確立していきます。

 

(7)利子はダメだって言ったのに!

友達が困っていてお金を貸した時、普通は利子をもらわないですよね。健全な貸し借りには利子は発生しない。古くはキリスト教でもイスラム教でも利子を禁止していた。不健全だって。でも、そんなこと関係ね~!って、支配者達は利子を合法化していくわけですね。最終的に自分達が利子を吸い上げる仕組みを作って。

 

(8)支配からの大脱出!

結局、支配者の収奪から逃れるには、支配者が関与しないお金、利子を禁止したお金、の世界を作るしかないですね。この試みとしては地域通貨やビットコインがあげられます。でも、支配者は当然好まないから、潰されますよね。これからの課題は、これらの新しいお金をどう普及させていくか?どうお金の世界を健全化するか?ということだと思います。ん~お金って便利なものだけど、なかなかエグイ成り立ちがあるのね。いい勉強になりました!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>