21st 5月2012
otosha隣国

OTOSHA31「日本の隣国」Day1の受講記録

おとなの社会科CS担当のJINです。 OTOSHA31「日本の隣国」Day1の受講記録を書きます。 本稿では、受講者目線で、セミナーの受講記録を書きます。なお、一部JINの私見にわたる個所が含まれる点、ご容赦ください。 5月は「日本の隣国」をテーマとして、2回、セミナーを行います。同月は、株式会社フジクラ様のご厚意により、会議室をお借りして実施します。 5月は「日本の隣国」である「米国、中国、ロシア」の3国について論じます。 Day1では、米国を取り上げました。 Day1のポイントは、次の3点です。 ■米国人の本質はルーツを探ると見えて来る ■共和党と民主党の違いを知ると米国が良く分かる ■米国の民主主義に大きな変化が起きている 以下、具体的に書きます。 ■米国人の本質はルーツを探ると見えて来る 現在の米国は、英国からの移民からスタートしており、彼らの思想が米国の価値観の基礎になっています。移民は、イギリス国教会に異を唱える原理的なプロテスタントであるピューリタンたちでした。彼らは、みずから信じる純粋な宗教を元に生活できる場として、新天地である米国を目指したのでした。 ピューリタン達は、母国である英国に対して、新天地での自らの独立を守るために戦い、米国を建国します。 その後、米国内では、深刻な宗教的な対立を元にする戦争等は起こって来ませんでした。そのため、ピューリタンの理想に基づく自由主義・民主主義の国づくりが正しいとの価値観は、強く米国に根付いています。「世界の警察官」として、民主主義を他国に押し付けがちな米国の価値観は、こうした所から出て来ています。 この点、歴史的に多くの宗教戦争を戦って来た欧州諸国は、宗教に対して、もう少し冷めた目を持っています。他国に対して民主主義を求めるにしても、交渉カードの1つとして用いるような手法をとります。 ■共和党と民主党の違いを知ると米国が良く分かる 米国は、共和党と民主党の2大政党によって政治が運営されています。いずれも、自由主義・民主主義を前提としていますが、立場は異なっています。その違いが、様々な政策の違いを生んでいます。したがって、両者の立場の基本的な違いを理解しておくと、米国の政治がよく見えて来ます。そして、その違いは、実は、政治だけでなく、人々の文化的な違いにまで及んでいます。 共和党は、建国から西部開拓を目指していったスピリットが元になっています。現在では、米国の南部を中心とする勢力であり、政府からの干渉をなるべく排除する事を望む傾向にあります。 これに対して、民主党は、国家に対して、自由主義・民主主義の実現を求めていく立場です。 ・・・とは言うものの、南北戦争で奴隷解放を求めて戦ったリンカーンは、実は共和党です。なので、JINはしっかりと理解していません^^ 腑に落ちない人は、おとしゃに来て学びましょう!^^ ■米国の民主主義に大きな変化が起きている 共和党にしても民主党にしても、自由と民主主義を絶対的価値とする点では共通しています。しかし、米国の世界における覇権が揺らぎ始め、国内での失業率が高まり、貧富の差がかつてなく激しくなる中で、民主主義の在り方そのものにも、疑義が呈されるようになってきています。 そうしたムーブメントの1つが、ティー・バーティーです。その他に、Occupy Wall Streetといった運動があります。...

08th 5月2012
otosha少子化

募集中★2012.06【otosha】32「少子化対策」全3回

【少子化にどのように取り組むべきか】 ●議論を通じて方法を「創る」 少子化対策として、民主党政府が当初、打ち出したのが、「子ども手当」。これに対してバラマキ批判が出ました。本当にこれは批判されるべきものだったのでしょうか。どのような考え方、少子化に向かえばいいのか。根源を押さえつつ、戦略を考えます。

08th 5月2012
otosha隣国

募集中★2012.05【otosha】31「日本の隣国 中国・ロシア・米国」全3回

【日本の隣国・中国ロシア米国】 ●知識とメカニズムを「学ぶ」 日本は海を隔てて、中国ロシア米国と接しています。この三国をどのように見えればいいのか、これからどのようにお付き合いしてくべきかを考えます。

24th 3月2012
otoshaメディア

OTOSHA29「メディアリテラシー」Day3の受講記録

おとなの社会科CS担当のJINです。 OTOSHA29「メディアリテラシー」Day3の受講記録を書きます。 本稿では、受講者目線で、セミナーの受講記録を書きます。なお、一部JINの私見にわたる個所が含まれる点、ご容赦ください。 3月は「メディアリテラシー」をテーマとして、3回、セミナーを行いました。同月は、デジタルハリウッド大学様のご厚意により、教室をお借りして実施しました。 メディアリテラシーは、「おとなの社会科」で取り上げるのは3回目です。「考える力」を身に付けるための中核となるスキルだからです。今回は、具体的な報道に焦点を当てて、その問題点を指摘していくスタイルを取ります。 Day3のポイントは、次の3点です。 ■主要メディアの論説のほとんどはメッセージを持っていない ■説得力ある論者の考え方には共通性がある ■好みの論者の文章も批判的に読むことが必要 以下、具体的に書きます。 ■主要メディアの論説のほとんどはメッセージを持っていない 主要メディアの論説のほとんどは、メッセージを持っていません。 メッセージ性の有無は、表題や冒頭に書かれているイシューに対して、冒頭または末尾に結論(メッセージ)が書かれているか否かで判断できます。この観点で主要新聞(読売、朝日、毎日、日経、産経等)の社説や論説をチェックすると、メッセージを持っていない文章がほとんどであることに気付きます。 考えてみれば、普段のビジネスシーンで新聞記事が話題になるとき、「新聞記事にあの件が掲載されていた」ということが取り上げられることはあっても、「あの記事の主張について○○と思う」という展開になることは皆無です。それは、新聞記事のほとんどにメッセージ性がないからにほかなりません。 論説文等の文章は、メッセージが命です。メッセージを欠く文章は、批評の俎上自体に載せることができず、文章としての価値を持っていません。そうした文章を一生懸命に「理解」しようと努めるのは時間の無駄です。最初からロジックに無理がある場合がほとんどであることを念頭に置きながら、必要に応じて読み進めていくのが効率的です。 ■説得力ある論者の考え方には共通性がある 主要メディアの論説にまったく頼れないことを前提にすると、私たちが頼るべきメディアが何なのかが問題になってきます。 「おとなの社会科」では、渡辺パコさんが長年にわたってウォッチして来た、説得力ある論者の論説が折に触れて紹介されています。具体的には、宮台真司、冷泉彰彦、田中宇、等々の各氏です。各氏は、それぞれバックグラウンドは全く異なっているものの、それぞれ深いレベルまでロジックを掘り下げた論説を書いています。 そして、興味深いのは、たとえば、米国に対する彼らの見立てには共通点が多いことです。一口で米国といっても一枚岩ではないこと、建国の経緯や南北戦争が米国民の精神構造に大きな影響を与えていること、等々。これらの発想は大手メディアではほとんど語られることはありません。そうすると、「ほんとにそうなの?」と思ってもしまいがちなのですが、説得力ある彼らの考え方がほぼ共通であることから、安心感が芽生えます。 ■好みの論者の文章も批判的に読むことが必要 説得力がある論者も、常に正しいことを主張しているとは限りません。したがって、好みの論者の文章も批判的に読むことが必要です。 批判的な読み方の方法としては、論者と反対の主張がありそうなイシューについて、ネット等で調べてみるというやり方があります。そのようにして反対の主張を踏まえながら、それでも納得できるかどうかを吟味していくと、結局は論者の主張に沿った考え方をするにしても、自分の考え方に説得力が増してきます。 (by JIN)

17th 3月2012
otoshaメディア

OTOSHA29「メディアリテラシー」Day2の受講記録

おとなの社会科CS担当のJINです。 OTOSHA29「メディアリテラシー」Day2の受講記録を書きます。 本稿では、受講者目線で、セミナーの受講記録を書きます。なお、一部JINの私見にわたる個所が含まれる点、ご容赦ください。 3月は「メディアリテラシー」をテーマとして、3回、セミナーを行います。同月は、デジタルハリウッド大学様のご厚意により、教室をお借りして実施します。 メディアリテラシーは、「おとなの社会科」で取り上げるのは3回目です。「考える力」を身に付けるための中核となるスキルだからです。今回は、具体的な報道に焦点を当てて、その問題点を指摘していくスタイルを取ります。 Day2を受講して感じたのは、2点です。1つは、「おとなの社会科」を受講していると普通に思えることが世の中一般では斬新な事があり、「基礎」が必要ということです。もう1つは、メディアリテラシーは奥が深く、極めていく「応用」レベルでは、高いロジカルシンキング力が必要ということです。 実際にメディアリテラシーを高めるにはセミナー等で実践を積むことが効果的ですが、Day2のポイントは、次の通り、整理できます。 ■基礎レベル1:大手メディアがいつも正しい訳ではない ■基礎レベル2:メディアはメッセージである ■応用レベル1:ビッグピクチャーから考える ■応用レベル2:抽象概念レベルで考える 以下、具体的に書きます。 ■基礎レベル1:大手メディアがいつも正しい訳ではない 「おとなの社会科」を継続的に受講していると常識化してくるのですが、大手メディアはいつも正しい訳ではありません。 特に、日本の大手メディアは、その命としている論説記事(社説等)のレベルが低いです。なかでも、論説委員の意見を継ぎはぎして作成している日経新聞の社説のレベルの低さには目を覆いたくなります。 ところが、日経新聞購読を社会人としての教養と考え、その正しさを疑わないビジネスパースンは数多くいます。彼らにメディアリテラシーを理解してもらうには、まずは、日経新聞に対する疑いの目を向けてもらう所から始める必要があります。 「教養紙」とされる日経でさえ、その体たらくですから、テレビメディア等の娯楽番組を情報収集の中心としている人に対してメディアリテラシーを説くには、更にハードルが高くなります。 ■基礎レベル2:メディアはメッセージである ビジネスパースンの基本動作として、「事実」と「意見」を分けて報告しなければならない、ということがあります。そうした発想を踏まえて、メディアについても、「事実」と「意見」を分けて捉えようとする考え方もあり得ます。 しかし、メディアは、論理的に考えて、「事実」だけを伝えることはできません。というのも、すでにメディアで取り上げる記事を選択した段階で、そこに「意見」が入っているからです。また、メディアに記事として掲載されれば、内容が「事実」報道であったとしても、その「伝え方」によって「意見」が入らざるを得ません。 したがって、メディアは、それ自体「意見」から逃れられません。その事を端的に表しているのが、マクルーハンの言葉「メディアはメッセージである」です。 この点も、「おとなの社会科」を受講していれば自然に身に付いてくる感覚なのですが、メディアリテラシーに触れた経験のないビジネスパースンには必須の知識です。 ■応用レベル1:ビッグピクチャーから考える メディアを批判的に読む意識が芽生えて来ると、今度は、批判的読解のスキルが必要になってきます。そのスキルの1つが、「ビッグピクチャーから考える」です。 メディア報道によくあるのが、ファクトがいくつか並べらているのですが、全体として何を伝えたいのか良く分からない、というものです。そうした報道に接したときは、「ビッグピクチャーから考える」を意識します。 たとえば、震災復興報道によくあるのが、被災者がどうすれば幸福になれるのかを充分に汲み取らすに報道してしまうケースです。多くの場合、その点については深く掘り下げずに、政府等の復興計画そのもの等に焦点を当ててしまっています。こうした報道は、なんとなく腹落ちしないのですが、それが「ビッグピクチャー」を描いていないからかも知れない、という知識を持っておけば、役に立ちます。 ■応用レベル2:抽象概念レベルで考える...

10th 3月2012
otoshaメディア

OTOSHA29「メディアリテラシー」Day1の受講記録

おとなの社会科CS担当のJINです。 OTOSHA29「メディアリテラシー」Day1の受講記録を書きます。 本稿では、受講者目線で、セミナーの受講記録を書きます。なお、一部JINの私見にわたる個所が含まれる点、ご容赦ください。 3月は「メディアリテラシー」をテーマとして、3回、セミナーを行います。同月は、デジタルハリウッド大学様のご厚意により、教室をお借りして実施します。 メディアリテラシーは、「おとなの社会科」で取り上げるのは3回目です。「考える力」を身に付けるための中核となるスキルだからです。今回は、具体的な報道に焦点を当てて、その問題点を指摘していくスタイルを取ります。 今回取り上げた例は、次の通りです。普段何気なくスルーしてしまいがちな記事ですが、いずれの記事についても、その問題点について、鋭く斬り込んで行きました。 http://goo.gl/oyLbF http://goo.gl/LRwOz http://goo.gl/14Pf9 http://goo.gl/KpGQW 具体的な問題点の指摘はセミナーそのものに譲るとして、Day1の主なポイントは、次の3点です。 ■ネガティブなキーワードに注意する ■メディアの本質はその偏向性にある事を意識する ■自分と異なる意見に気付くことは大切 以下、具体的に書きます。 ■ネガティブなキーワードに注意する ネガティブなキーワードの例として挙がったのが、「陰謀論」です。「陰謀論」には、その言葉自体にネガティブな響きがあります。そして、日本の論者は、よくこうしたキーワードを用いて、ネガティブなニュアンスを読者に植え付けていきます。 しかし、「陰謀論」であるからといって、それが正しいか正しくないかは、実は別問題です。論者のロジックを正確に見抜くには、こうした所に注意を払っていくことが重要です。 ■メディアの本質はその偏向性にある事を意識する 「メディアの本旨は、その中立性にある」と公言する報道機関は多々あります。そして、特に日本人は、大手メディアの言説を中立的と考えてしまいがちな傾向があります。 しかし、神ならぬ人が報道するものである以上、中立的な報道はあり得ません。欧米の教育機関の「メディア論」の講義で一番最初に叩き込まれる重要な事項がその事です。したがって、たとえば、米国の知識人の間で広く読まれているWall Street Journalは、共和党系である事は衆目の一致する所ですし、New York Timesは民主党系です。 この点、日本のメディアは、実際にはかなり明確な立場を持っているにも拘らず、「自分は中立報道だ」と言っている点に問題があります。 そこは、メディアの受け手としては、各メディアのクセを把握しておくことが必要です。...

22nd 2月2012
otosha震災

OTOSHA28「復興への支援の戦略」Day3の受講記録

おとなの社会科CS担当のJINです。 OTOSHA28「復興への支援の戦略」Day3の受講記録を書きます。 本稿では、受講者目線で、セミナーの受講記録を書きます。なお、一部JINの私見にわたる個所が含まれる点、ご容赦ください。 今年は、偶数月は、ロジカル・ファシリテーションを実践する形式でセミナーを行いました。2月はその最初の月で、「復興への支援の戦略」をテーマとして、3回、セミナーを行いました。同月は、株式会社プロジェクトプロデュース様のご厚意により、会議室をお借りして実施します。 Day3の主なポイントは、次の3点です。 ■問題解決のためには、「答え」を探すのではなく、「問い」を探る ■適切なイシューを検討するには、半歩先の「問い」を探る ■復興支援のためには、ステーク・ホルダーを意識する 以下、具体的に書きます。 ■問題解決のためには、「答え」を探すのではなく、「問い」を探る 何か問題解決をしようと思案し始めると、どうしても、どんな解決策があるのかに思いがいってしまいがちです。これは、学生時代に「答えのある問い」に対して答えることに馴らされ過ぎたことによるものです。 しかし、世の中で問題解決を迫られる場合には、確実な正解が存在しない場合の方が多いです。そうした状況で最初から「答え」を求めていくと、どうしても短絡的な解決策に飛びついてしまい、本質的な問題解決に至ることができなくなります。 したがって、問題解決のためには、「答え」を探す前に、「問い」をつきつめて考えていくことが非常に重要になります。 ■適切なイシューを検討するには、半歩先の「問い」を探る そして、「問い」を探っていくと、議論している人それぞれが異なるイシューを持っていることが、よくあります。そうした状態では、議論は平行線をたどり、噛み合わなくなります。その場合には、イシューを合わせていく必要があります。 このようにイシューを合わせに行く場合、「足して2で割る」ような方式では、実際には皆に腹落ちしないイシューになってしまうことが多いです。納得感のあるイシューにするには、新たな視点から「問い」を立て直してみるとことが効果的です。 とはいうものの、途方もなく全く違った視点を持ち出して来ても、意味がありません。 やはり、それまで議論されてきているイシューから少しジャンプした辺り・・・半歩先くらいのイメージの所に「問い」を立てられると、それが良いイシューであることが多いです。 ■復興支援のためには、ステーク・ホルダーを意識する 復興支援に実際に携わるということは、社会的に非常に意義が大きいことだし、素晴らしいことです。しかし、復興支援も、最初は「思い」だけで突っ走って来れても、長期化してくると、時間的にも経済的にも精神的・肉体的にも限界が出て来ます。なのに、本当に実効性がある支援は、息の長い活動です。 そうした困難な状況に置かれたときに考えてみると良いのが、Day1・Day2で検討した事柄です。つまり、まずは、10~20年先のあるべき状態を「大きな絵」で描きます。そこから逆算して、サブイシューを立て、自分たちがどの辺りの立ち位置にいるのかを確認します。実際に復興支援に没頭していると、どうしても目先の事ばかりに目が行きがちです。そんな中、自分の立ち位置が明確になると、息の長い活動につながっていきます。 そして、もう1つ有効なのが、Day3で検討した、様々なステーク・ホルダー(=復興支援に関わる関係者)を列挙してみる、ということです。様々な支援活動の関係者、たとえば、精神科医のボランティアの方やボランティアで住宅設計する人等を意識しておくことで、自分自身が特定の分野で支援している場合でも、他の人たちのパワーも借りて包括的な支援を考えることができるようになります。「自分だけが!」といった思い込みからも解放され、精神的に楽になります。 今月の「復興支援」の回には、実際に復興支援に携わっている方も参加してくださいました。 http://www.love-g.info/ その方々が「広い視野を持てるようになってよかった」と言ってくださったので、本当に良かったです^^ (by JIN)

15th 2月2012
otosha震災

OTOSHA28「復興への支援の戦略」Day2の受講記録

おとなの社会科CS担当のJINです。 OTOSHA28「復興への支援の戦略」Day2の受講記録を書きます。 本稿では、受講者目線で、セミナーの受講記録を書きます。なお、一部JINの私見にわたる個所が含まれる点、ご容赦ください。 今年は、偶数月は、ロジカル・ファシリテーションを実践する形式でセミナーを行うことにしました。2月はその最初の月で、「復興への支援の戦略」をテーマとして、3回、セミナーを行います。同月は、株式会社プロジェクトプロデュース様のご厚意により、会議室をお借りして実施します。 Day2の主なポイントは、次の3点です。 ■メイン・イシューは、ゴールイメージからつくる ■サブ・イシューには、つくり手の「思い」が入る ■1に訓練、2に訓練・・・ 以下、具体的に書きます。 ■メイン・イシューは、ゴールイメージからつくる Day2は、いよいよ、復興支援に向けてのイシューづくりに入りました。 Day1では、Day2に向けて、復興支援についてサブ・イシューを考えて来るように、pacoさんから課題が出されていました。私も、自分なりに考えてみました。そして、ハタと気付いたのが、復興のゴールイメージがつかめていないと、サブ・イシューもつくりようがない、ということでした。 果たして、Day2のセミナーでも、「ゴールイメージ」をつくるところから演習が始まりました。復興のゴールイメージを考える場合には、10~20年後の先を見通してビジョンをつくることになります。やり慣れていないので、これは私には難しい課題でした。 理屈としては、あまりに具体的過ぎてもよくないし、抽象的過ぎてもよくありません。その中間の、ほど良い所に落とし所を見出すことになります。また、実際にそのメイン・イシューに向かって行動する人が、肌感覚で理解できる言葉づかいを選ぶことも重要になります。 このゴールイメージがしっかりしていないと、後で障害にぶつかった時にブレてしまいます。1つ1つの言葉づかいがとても大切になります。 ■サブ・イシューには、つくり手の「思い」が入る サブ・イシューと言えば、論理思考の世界では、すぐにMECEというキー・ワードが思い浮かびます。Mutually Exclusive and Collectively Exhaustiveの略で、「もれなく、だぶりなく」という意味です。 たしかに、それは、サブ・イシューを選び出すコツではあります。しかし、それだけでは、単なる場合分けの整理で終わってしまいます。大切なのは、その整理の先に何を見るのか、どのような目的で場合分けをするのかであり、その目的に場合分けが沿っているのかどうか、です。 そのように考えると、実は、サブ・イシューに正解はありません。つくり手の「思い」によって、様々なサブ・イシューがつくれます。 こうした点は、型通りの論理思考を教えるビジネス・スクールでは身に付かない点です。pacoさんの「おとなの社会科」だからこそ発見できる視点です。 ■1に訓練、2に訓練・・・ Day1、Day2とイシュー設定力を訓練してきて、少し身について来た感じもします。 でも、まだまだなので、皆さんとご一緒に頑張ります。...

10th 2月2012
otosha震災

OTOSHA28「復興への支援の戦略」Day1の受講記録

おとなの社会科CS担当のJINです。 OTOSHA28「復興への支援の戦略」Day1の受講記録を書きます。 本稿では、受講者目線で、セミナーの受講記録を書きます。なお、一部JINの私見にわたる個所が含まれる点、ご容赦ください。 今年は、偶数月は、ロジカル・ファシリテーションを実践する形式でセミナーを行うことにしました。2月はその最初の月で、「復興への支援の戦略」をテーマとして、3回、セミナーを行います。同月は、株式会社プロジェクトプロデュース様のご厚意により、会議室をお借りして実施します。 Day1の主なポイントは、次の3点です。 ■継続的な活動にはロジカル・ファシリテーションが必要である ■リーダーシップにもロジカル・ファシリテーションが有効である ■1に訓練、2に訓練・・・ 以下、具体的に書きます。 ■継続的な活動にはロジカル・ファシリテーションが必要である 何か社会貢献をしてみたい!その気持ちを持つにいたった時点で、何も意識しない状態よりも、ステージが上がっています。 しかし、「思い付いたら、まずは行動!」というだけで動いてしまうと、最初は勢いで持って行けるのですが、早晩、行き詰ってしまいます。活動が長続きしないのです。 たとえば、復興支援の場合に、それは典型的に表れます。最初は、勢いがあるので、手弁当で駆け付けて支援できます。しかし、本業は別にあるわけで、自己出費だけに頼る活動では限度が生じて来ます。活動が長期化してくると、コストを賄える仕組みづくりが必要になります。そのときに、そもそも、仕組みづくりを行うかどうかを検討するにあたって、ロジカル・ファシリテーションが有効なツールになります。 ロジカル・ファシリテーションにおいては、本質にさかのぼって、問いを立て、それに対する答えを探っていきます。なので、「そもそも論」に行き着くことになり、根元に戻って合意形成を行っていくことが可能になるのです。 根元に戻って戦略的に物事を考えると、限られた時間や体力やお金を最大限に活かすことができる、という効果もあります。 ■リーダーシップにもロジカル・ファシリテーションが有効である 最近のリーダーシップ論は、複数のリーダーの存在を前提にし得るとするものが多くなっています。 たとえば、指揮者のいないオルフェウス管弦楽団。27名の奏者が、指揮者なしで絶妙な演奏をします。そこには、実は、リーダーがいないのではありません。そうではなくて、曲ごと、または、曲の流れの中で、リーダーが交代しながら、曲を織りなしていくのです。 また、他にも、サーバント・リーダーシップ論。これは、部下を支援することにリーダーシップの特質を見る考え方ですが、ここでは、部下がリードの主体であり、複数のリーダーの存在が前提となっています。 このように、今のリーダーには、メンバーをリードする側に巻き込んで来ることが求められています。その際に有効なのが、ロジカル・ファシリテーションのスキルです。適切な問いを立て、答えていってもらうことで、チームの方向性を打ち出すにあたって、答えた人の意見をどんどん取り入れていくことができます。これは、まさに、リードする側に取り込んでいる事にほかなりません。 ■1に訓練、2に訓練・・・ ということで、ロジカル・ファシリテーションが効果的なスキルであること自体は、割と理屈では、スッと腹に落ちます。しかし、です。実践が、これが、なかなか難しい。 Day1では、生のディスカッションのビデオ教材を使って、どこで有効なファシリテーションを行っていけば良いのか、会話の1つ1つを検証していきました。 pacoさんや優秀な受講生に指摘されれば、あとから「なるほど!」と感じるのですが、都度、自分でそれを探り当てるのは、私には、ほとんどムリでした。 ロジカル・ファシリテーションは、これから偶数月に実践していくことになりますので、少しずつスキルを磨いていかねば!と、心した次第です。 (by JIN)

01st 2月2012
otosha貧困

OTOSHA27「絶対貧困とBOPビジネス」Day3の受講記録

おとなの社会科CS担当のJINです。 OTOSHA27「絶対貧困とBOPビジネス」Day3の受講記録を書きます。

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