21st 5月2012

OTOSHA31「日本の隣国」Day1の受講記録

by JIN

おとなの社会科CS担当のJINです。
OTOSHA31「日本の隣国」Day1の受講記録を書きます。

本稿では、受講者目線で、セミナーの受講記録を書きます。なお、一部JINの私見にわたる個所が含まれる点、ご容赦ください。

5月は「日本の隣国」をテーマとして、2回、セミナーを行います。同月は、株式会社フジクラ様のご厚意により、会議室をお借りして実施します。

5月は「日本の隣国」である「米国、中国、ロシア」の3国について論じます。

Day1では、米国を取り上げました。

Day1のポイントは、次の3点です。
■米国人の本質はルーツを探ると見えて来る
■共和党と民主党の違いを知ると米国が良く分かる
■米国の民主主義に大きな変化が起きている

以下、具体的に書きます。

■米国人の本質はルーツを探ると見えて来る

現在の米国は、英国からの移民からスタートしており、彼らの思想が米国の価値観の基礎になっています。移民は、イギリス国教会に異を唱える原理的なプロテスタントであるピューリタンたちでした。彼らは、みずから信じる純粋な宗教を元に生活できる場として、新天地である米国を目指したのでした。

ピューリタン達は、母国である英国に対して、新天地での自らの独立を守るために戦い、米国を建国します。

その後、米国内では、深刻な宗教的な対立を元にする戦争等は起こって来ませんでした。そのため、ピューリタンの理想に基づく自由主義・民主主義の国づくりが正しいとの価値観は、強く米国に根付いています。「世界の警察官」として、民主主義を他国に押し付けがちな米国の価値観は、こうした所から出て来ています。

この点、歴史的に多くの宗教戦争を戦って来た欧州諸国は、宗教に対して、もう少し冷めた目を持っています。他国に対して民主主義を求めるにしても、交渉カードの1つとして用いるような手法をとります。

■共和党と民主党の違いを知ると米国が良く分かる

米国は、共和党と民主党の2大政党によって政治が運営されています。いずれも、自由主義・民主主義を前提としていますが、立場は異なっています。その違いが、様々な政策の違いを生んでいます。したがって、両者の立場の基本的な違いを理解しておくと、米国の政治がよく見えて来ます。そして、その違いは、実は、政治だけでなく、人々の文化的な違いにまで及んでいます。

共和党は、建国から西部開拓を目指していったスピリットが元になっています。現在では、米国の南部を中心とする勢力であり、政府からの干渉をなるべく排除する事を望む傾向にあります。

これに対して、民主党は、国家に対して、自由主義・民主主義の実現を求めていく立場です。

・・・とは言うものの、南北戦争で奴隷解放を求めて戦ったリンカーンは、実は共和党です。なので、JINはしっかりと理解していません^^ 腑に落ちない人は、おとしゃに来て学びましょう!^^

■米国の民主主義に大きな変化が起きている

共和党にしても民主党にしても、自由と民主主義を絶対的価値とする点では共通しています。しかし、米国の世界における覇権が揺らぎ始め、国内での失業率が高まり、貧富の差がかつてなく激しくなる中で、民主主義の在り方そのものにも、疑義が呈されるようになってきています。

そうしたムーブメントの1つが、ティー・バーティーです。その他に、Occupy Wall Streetといった運動があります。

今後は、こうした動きに注目です。今年は大統領選挙です。頭の良いオバマ大統領が、これらの新しいムーブメントとどのように付き合っていくのかは見ものです。

(by JIN)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>