22nd 11月2013

OTOSHA49「フリーテーマ@医療」受講記録

by tenpei

おとなの社会科、スタッフの天平です。今月のフリーテーマでは「医療」について学びました。以下、3点に分けてまとめ

ていきます。

(1)オルタナティブ医療って?

(2)西洋医学との両立

(3)終末医療 幸せな死とは?

 

(1)オルタナティブ医療って?

「オルタナティブ」とは「代替」という意味です。つまり、オルタナティブ医療とは「通常医療(西洋医学)の代わりに用いられる医療」ということです。具体的には鍼灸、漢方、西洋ハーブといった、伝統的な療法が挙げられます。これらは人類の長年の経験(人体実験)によって効果があることが認められているものです。

西洋医学(部分を診て対処療法)との大きな違いは、ホリスティック(全体的、包括的)と言われる通り、全身を診て、体のバランスを戻すことが挙げられます。また、副作用がない(もしくは小さい)と言われています。

日本では「保険の対象ではない(対象になりにくい)」ので「効果がない(小さい)」と思われがちです。しかし、このロジックは本当にそう言えるのでしょうか?厚生省、製薬会社、医師、薬剤師、といった既得権益者の意向、さらにはそれらを信じたい消費者(患者)によって作りだされた幻想だと思います。

今後、超高額な西洋医学の先端医療、高齢化が進んでいく中で、増え続ける医療費はさらに国の財政を圧迫してきます。そこで、根本治療、予防に適したオルタナティブ医療の比重を増すことが必要になってくるでしょう。

 

(2)西洋医学との両立

オルタナティブ医療で全て直せる。科学的な知見はいらない。という極端な思考をすることは危険です。例えば、まともな漢方医の発想は「取れるものは手術でとる。取れないものは漢方で」です。また、血液検査で定期的にデータを取ることなど、科学的な知見も活用していきます。それによって副作用のない(小さい)、効果的な治療が行えます。

これは私の関心毎でもありますが、保険適用外の漢方で花粉症を治療しようと考えた場合、月に5万円程度×数か月が必要になります。また、花粉症が発症する数か月前から漢方を飲み続ける必要があります。時間とお金をかけて、みんながこれを選ぶでしょうか?治療をやりきれるでしょうか?そう考えると、西洋医学で「やり過ごす」ということも選べた方がいいでしょう。

とは言っても現状では高額過ぎる保険適用外の治療。みんなが選べる状況でありません。一刻も早く、健康保険の適用対象になることを望みます!

 

(3)終末医療 幸せな死とは?

あなたはどうやって死をむかえたいですか?高額な先端医療によって意識がないまま数ヶ月も生かされ、家族が疲労しきった中で死にたいですか?日本では末期癌の患者はこのような死をむかえることが多いようです。精神的にも金銭的にも家族の負担、社会の負担が大きな死に方です。

一方、北欧では末期癌では治療をしないことが社会的に合意されています。胃に流動食を入れて長生きさせるのは人権侵害だ!というぐらいの考え方です。癌は死期が見えるので、痛みを取る治療だけおこなって、残りの期間を過ごしてもらいます。家族にとっても、本人にとっても幸せな死に方と言えるかもしれません。

 

死んでも、その人の言葉や思い出は、生きている人の心に残り続ける。と考えると、死後も自分は誰かの心の中に生き続けている、と言えるかもしれません。「あの人の最後は大変だったな。みんな精神的にまいっちゃったよ」「高額な医療費でこれからの我々の生活が大変だ」という記憶が残らないよう、どうやって最後をむかえるかを家族や大切な人と、しっかり話をしていく必要があると思いました。

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