11th 11月2014

OTOSHA61「原発ってやっぱりダメなの?」

by tenpei

原発の問題って結局なにを考えればいいのかな?そんな疑問がクリアになるようにまとめます。

(1)原発は環境問題に貢献できるのか?
答えは「よくわからない」です。CO2削減にはそれなりに貢献できそうだけど、原子炉の起動、停止には重油を燃やしてCO2が出るし、原発の廃炉、使用済み核燃料の再処理や保存にはどれだけの年月でどれだけのCO2が出るかわからない。また、コストも長期的に見ると、どれだけかかるかわからない。

(2)原発は技術的に運用可能なの?
答えは「技術的には可能。でも、マネジメント的には難しい」です。過去数十年で重大事故は3回のみ。事故のたびに新たな安全策が考案され、技術的には成熟している。だけど、新たな安全策や、現場での安全策の徹底が行われないのが原発。なぜなら、それらを徹底していると「原発は安い」という神話が崩れるから。電力会社で働く技術者でも、内部で原発のリスクや安全対策について発言すると飛ばされてしまうので、誰も何も言わなくなる。「技術的には可能だが、マネジメントができない」のが原発。

(3)放射能のリスクってどう捉えたらいいの?
答えは「調査が足りないのでリスクが高いか低いか判断できない」です。「気候変動に関する政府間パネル」のように数千人規模の研究者が国際的に研究をしてリスクを評価すべきだが、それがされていない。一部の研究機関がリスクが高いとか低いとか少数の研究結果を公表しているのみ。

(4)核燃料が増えるし、永久に発電できるって本当?
答えは「ウソ」です。夢の核燃料サイクルと言われ「使用済み核燃料の再処理で核燃料が増やせ、永久にエネルギーに困らなくなる」という宣伝がされていましたが、核燃料が増えないことがわかっています。また、再処理する技術が非常に危険で難しく、再処理をする工場の稼働の目途もたっていません。

以上が原発の問題です。(2)の話でいくと、いま再稼働の議論がされていますが、「安全対策をする」という計画を提出すれば再稼働できるって凄いですね。防潮堤を作りますって計画しておけば、作る前に再稼働できるって、どういうことなんですかね~??完成する前に津波が来たらどうするんだろう??という意味で、まだまだ神話の崩れない危険な原発の現状をつかむことができました。

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